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暮らしのことば
農作業の道具など
畑で使う農具などをまとめました。
おことわり:ことばの解釈や用法、語源などは、あくまでもこのページの管理者が勝手に判断したもので、学術的な根拠に基づくものではありません。
- 「いざる」
- 竹で編んだ”ざる(笊)”のこと。
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- 「かます」
- 脱穀した籾などを入れる、藁むしろを二つ折りにして作った大型の袋。
保管中にネズミにかじられると、稲わらをまるめて穴を塞いだ。
- 「くまんざれ」
”熊手(くまで)”のこと。熊の手のようにさらうからか?
- 「くまんざれ」で裏山の雑木の落ち葉をさらってきて、腐葉土を作る。
- 「くれんづち」
- 鋤(すき)で起こした土塊を叩いて細かに砕く農具。「くれん槌」
- 柄の先に直角に丸い木を取り付けてある、ゲートボール用槌の祖先。
- 「こしご」
- 竹で編んだ小型の籠(かご)。肩から腰へたすきがけに下げる。「腰籠」の変化か。
背負う籠は「しょいかご」といった。
- さくらんぼの収穫や茸採りに使うが、あまりたくさん入れると首が疲れる。
- 「ごむそく」
- ”地下足袋(ちかたび)”のこと。”
- 昔は農作業になくてはならない履き物だったが、いまは年寄りと職人さんの履き物になった。
- 「こも」
- 漢字では「菰」。藁を荒く編んだむしろのこと。
- 保温性があるので、苗間を覆って霜よけなどに利用している。
- 昔は荒縄で編んだが、最近はビニール紐で編んだものが輸入されている。
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- 「さんだらばせ」
- 稲わらで編んだ、米俵の両端の円い蓋。”桟俵(さんだわら)”のこと。
さんだわら:米俵の両端にあてる、円いわら製のふた。さんだらぼうし。さんだらぼっち。内俵。広辞苑
- 「すげ」
- 数本の稲わらを、なわずに使う簡便な結束材料。
- 2組の稲わらの先の部分を”真結び”にして作る。

「すげ」でまるけるときは、捻ってくぐらせる「より込み結び」にする。
素早く結べて、引き解きに便利な百姓の知恵。
「すげ」を作る稲わらが少ないと強さが足らず、まるけたときに切れてしまう。
丈夫にしようと稲わらを多くすると、結びにくくなり、全体の長さが短くなって、大きくまるけられない。
- 「すべ」
- 稲わらの葉の部分。
- 稲わらで縄を作るときは、強度の高い茎を利用し、弱い「すべ」は取り除く。取り除いた「すべ」は柔らかく保温効果が高いので、ゴム長靴の中に敷いて保温剤にした。
- 「すべなわ」
- 稲わらで作った縄。”荒縄”。「すべ」は除くが「すべなわ」という。
- 粗い櫛のような道具で稲わらの”すべ”を取り除き、木槌でよくたたいて柔らかくしておく。数本の稲わらを2組に分けて手の平で”より”を掛け、”より”と逆方向にねじり合わせて縄にする。
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- 「とうみ」
- 漢字では”唐箕”。穀物のゴミなどを風力で選り分ける農器具。
- 「とんが」
- 鶴嘴(つるはし)のこと。先がとんがっているからか?
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- 「ねこ」(【こ】を上げる)
- 稲わらで編んだ大型のむしろ。”藁筵(わらむしろ)”。
- 「ねこ」を庭に敷き、穀物をその上に広げて天日で乾燥した。
- 二つ折りにしてから巻いて保管するが、ネズミが入らないように、両端の隙間に杉の青葉を押し込んでおく。
- 今はほとんどが青シートに変わってきている。
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- 「はばき」
- ”脚絆(きゃはん)”のこと。
はばき:(「脛穿ハギハキ」の転という) 外出・遠出などの折、脛に巻きつけるもの。布や藁ワラで作り、上下に紐を付けてしばる。後世の脚絆キャハンに当る。はばきも。広辞苑
- 「びっちょ」
- 3本爪の”備中鍬(びっちゅうくわ)”。”備中(びっちゅう)”が訛った。
- 「びっちょっくわ」とも呼ぶ。
- 石が多く、土が硬い畑を耕す必需品。
- 「ぼて」
竹で編んだ大きな籠(かご)で、摘んだ桑の葉やホップなどのかさばるものを入れて運んだ。
- 大きさによって「大ぼて」、「中ぼて」、「小ぼて」などがあり、保管するときはマトローシュカのように「大ぼて」に小さい「ぼて」を順に入れる。
- 最近は、トラックの荷台も「ぼて」と呼ぶ。「ボディ」の語呂合わせだが、実にぴったり!
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- 「み」
漢字では「箕」。一方向に口が開いている、竹で編んだ容器。
- 最近はプラスチック製の”プラ箕”も売っている。
- 穀物のゴミを選り分けるときに使うが、うまくやるにはコツがいる。
両手で箕を抱えて軽く中の穀物を放り上げ、穀物が落ちるときの風を利用してゴミだけを吹き飛ばすが、うまく受けないと穀物まで飛ばしてしまう。
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