アケビ(木通、通草)

メモ あけび【木通・通草】(「開け実」の意)
 アケビ科の蔓性落葉低木。山地に生え、葉は5小葉の複葉。4月頃淡紅紫色の花をつける。 果実は淡紫色で長さ約10センチメートル、秋、熟して縦に割れる。 果肉は厚く白色半透明で多数の黒色の種子を含み甘く美味。 つるで椅子・かごなどを作り、茎の木部は生薬の木通(もくつう)で、利尿剤・消炎剤などとする。 これに似て3小葉から成る葉を持つミツバアケビがある。アケビカズラ。ヤマヒメ。
【広辞苑】
科名 アケビ科アケビ属 学名 Akebia quinata (Houtt.) Decne.  アケビ 標準
Akebia quinata (Houtt.) Decne. f. polyphylla (Nakai) Hiyama  アケビ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 新芽は灰汁抜きし、茹でておひたしや卵とじにして食べます。
実は種のまわりの白い部分を食べます。口一杯にほおばり、舌でころがして味わったら、思いっきり種を遠くまで吹き飛ばします。
薬効 利尿や肝炎に効果があります。
季語 木通(あけび)」は秋。
通草の花(あけびのはな)」「丁翁の花(あけびのはな)」「木通の花(あけびのはな)」「山女の花(やまひめのはな)」「通草咲く(あけびさく)」「花通草(はなあけび)」は晩春。
更新日 2012年10月15日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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