イカリソウ(錨草)【サンシクヨウソウ(三枝九葉草)】

メモ いかりそう【碇草】
 メギ科の多年草。高さ約30センチメートル。葉は三出複葉。4月頃、茎上に碇に似た四弁花を開く。 花色は白か紅紫で変異が多い。茎・根は生薬名を淫羊霍(いんようかく)といい、強壮・強精薬とする。
【広辞苑】

イカリソウ(めぎ科)
 雑木林の林端や林内に生える多年草で、北海道から九州まで分布している。高山村では村内の山すその各所に多く見られる。 花期は4月下旬から5月。花の色は生えている場所や株によって濃い紅色から薄いピンク色のもの、花の形にも変化が見られる。 日本海側では白色が主であり、飯山や小谷には黄色のものもある。 冬でも葉が枯れないトキワイカリソウ(白色)もある。
 花の姿から錨草・碇草といわれるが、葉が3つに2回分裂していることから3×3=9で三枝九葉草ともいう。
 漢方で根茎を淫羊霍といっているが、正式には中国産のホザキノイカリソウの根茎が本物である。
【高山村の花の紹介】
科名 メギ科イカリソウ属 学名 Epimedium grandiflorum C.Morren var. thunbergianum (Miq.) Nakai  イカリソウ 標準
Epimedium grandiflorum C.Morren  イカリソウ 広義
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効 滋養強壮に利用され「ユ○ケル」などのドリンク剤の成分になっています。
中風による半身不随、胃弱などにも効果があるとされます。
季語 更新日 2015年 4月28日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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