カタクリ(片栗)

メモ かたくり【片栗】
 ユリ科の多年草。山野に自生。早春に2葉を出す。葉は厚くて淡緑色、表面に紫斑がある。春早く、長い花柄を出し、紅紫色6弁の美花を開く。 花被片は外曲反転し、下向きに咲く。地下茎は多肉・白色棍棒状で、澱粉を貯える。カタコ。古名、かたかご。
【広辞苑】

カタクリ(ゆり科)
 山野や山麓の日当たりのよい林床・林辺に群生して生え、4〜5月初旬に根出葉2枚のところ長い柄を出し、紫色の6弁の美しい花を付ける。 この辺では、福寿草等と一緒に雪どけと共に咲き、ハチや蝶の蜜源となる。 名は、古名「堅香子」カタカゴから変わったといわれている。 昔は、この球根から採ったデンプンを「片栗粉」と言った。
 高山村では、山沿いの林辺の各所で普通に見られる花で、早春の代表花である。
【高山村の花の紹介】
科名 ユリ科カタクリ属 学名 Erythronium japonicum Decne.  カタクリ 標準
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 球根(専門的には鱗茎)からカタクリデンプンが作られます。
球根だけでなく花や葉も全部食べられるそうですが、簡単には増えず、球根を掘り出すのはかなり大変なので、まだ味わったことがありません。
薬効 カタクリデンプンに砂糖を加え、熱湯を加えて飲むと、風邪、腹痛に効きます。
季語 「片栗の花」は春 更新日 2018年 4月14日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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