キバナノアマナ(黄花の甘菜)

メモ キバナノアマナ(きばなのあまな)【黄花甘菜】
 ユリ科の多年草。典型的な早春植物の一種。鱗茎(りんけい)は径約1センチメートルで球形。幼植物は葉を1枚のみ出す。 成熟個体の根出葉は、長さ15〜30センチメートル、幅0.5〜1センチメートルで、全体に軟毛がある。 花茎は高さ15〜20センチメートルとなり、花序の基部に2枚以上の包葉をつける。 4〜5月にやや散形の花序に数個の鮮黄色の花をつける。果実はやや円形で稜(りょう)がある。 北海道、本州北部の温帯林の林床に多く、本州西部、四国にまれに分布し、ユーラシア大陸に広く分布する。
【日本大百科全書】
キバナノアマナ(ゆり科)
 現在では、あまり見られなくなって来ている植物の一つで、貴重な種類となっています。 また、長野県南部では見られない植物でもあります。
 アマナは白い花をつけ、雨池や山田牧場にも生えています。
 夏になると根(鱗茎)を残して枯れます。名は黄色で、苦味もなく食べられるので、「甘い菜」という意味です。
【高山村の花の紹介】
科名 ユリ科キバナノアマナ属 学名 Gagea lutea (L.) Ker Gawl.  キバナノアマナ 標準
Gagea nakaiana auct. non Kitag.  キバナノアマナ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 葉と鱗茎は食用になりますが、小さいのでたくさん集めるのは大変です。
薬効
季語 更新日 2018年 4月14日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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