雪が消えた畑の隅で、小さなユリのような花が枯草の間から顔を出して咲いていました。
寒い地方の植物で、除草剤を散布しないリンゴ畑一面に広がっています。
ところどころにオオイヌノフグリやコハコベも一緒に咲いています。
花がすっかり散ると三角形の白い実ができています。
◎特集 【黄花の甘菜〜春植物の魁】
メモ | キバナノアマナ(きばなのあまな)【黄花甘菜】 ユリ科の多年草。典型的な早春植物の一種。鱗茎(りんけい)は径約1センチメートルで球形。幼植物は葉を1枚のみ出す。 成熟個体の根出葉は、長さ15〜30センチメートル、幅0.5〜1センチメートルで、全体に軟毛がある。 花茎は高さ15〜20センチメートルとなり、花序の基部に2枚以上の包葉をつける。 4〜5月にやや散形の花序に数個の鮮黄色の花をつける。果実はやや円形で稜(りょう)がある。 北海道、本州北部の温帯林の林床に多く、本州西部、四国にまれに分布し、ユーラシア大陸に広く分布する。 【日本大百科全書】 キバナノアマナ(ゆり科) 現在では、あまり見られなくなって来ている植物の一つで、貴重な種類となっています。 また、長野県南部では見られない植物でもあります。 アマナは白い花をつけ、雨池や山田牧場にも生えています。 夏になると根(鱗茎)を残して枯れます。名は黄色で、苦味もなく食べられるので、「甘い菜」という意味です。 【高山村の花の紹介】 |
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科名 | ユリ科キバナノアマナ属 | 学名 | Gagea lutea (L.) Ker Gawl. キバナノアマナ 標準 Gagea nakaiana auct. non Kitag. キバナノアマナ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | 葉と鱗茎は食用になりますが、小さいのでたくさん集めるのは大変です。 | ||
薬効 | |||
季語 | 更新日 | 2018年 4月14日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん