クルマバソウ(車葉草)

メモ クルマバソウ(くるまばそう)【車葉草】
 アカネ科の多年草。葉が馬車の輻(や)(車輪の中心部から放射状に出ている細長い棒)のように並んでいるため、この名がある。 地上茎は直立し、高さ15〜35センチメートル。葉は6〜10枚が輪生するが、真の葉は2枚で、他は托葉(たくよう)である。 花は白色、小さく、枝の先に多数つき、5〜7月に開く。果実は鉤(かぎ)状の柔らかい毛が密に生える。 乾くと芳香があり、この成分をクマリンという。ヨーロッパでは、保存したリンネル類に香りをつけたり、ぶどう酒、リキュール、嗅(か)ぎたばこなどの香料とする。また鎮静剤など薬用としても用いる。
【日本大百科全書】
科名 アカネ科クルマバソウ属 学名 Galium odoratum (L.) Scop.  クルマバソウ 標準
Asperula odorata L.  クルマバソウ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 葉や茎の汁をお粥に炊き込んで食べます。
薬効
季語 更新日 2016年 5月13日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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