北信州では、お盆に供える「おやき」の材料にかかせない丸ナスの花です。
漬物用の長ナスや、緑色をした実のなるナスも、花は変わりませんね。
「親の小言と茄子の花は、千に一つの無駄もない」
丸ナスを初めてご覧になる方は「なんじゃこりゃ!『ボンビー』の爆弾じゃねえか!!!」とびっくりされます。
ナスはインド東部が原産で、中国を経由して奈良時代に渡来しました。
「初茄子とらずにおいて盗まれし」一茶
緑色をしたナスの味も、普通のナスとあまり変わりません。
メモ | なす【茄子】 (「なすび」とも)ナス科の野菜で、栽培上は一年草。インド原産とされ、広く温帯・熱帯で栽培。 茎は80センチメートルに達し、葉は卵形。夏・秋に淡紫色の合弁花を葉のつけ根に開く。 果実は倒卵形・球形または細長い楕円形で、紫黒色または黄白色、長さ20センチメートル以上になるものもある。 食用とする。栽培品種が極めて多く、加茂茄子など各地方に独特のものがある。 【広辞苑】 「駿河の国の諺で駿河の国の名物を順に挙げたもの:一富士二鷹三茄子四扇五 |
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科名 | ナス科ナス属 | 学名 | Solanum melongena L. ナス 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | 打ち身、捻挫、軽い火傷に実を貼り付けると効果があります。 イボや腫れ物にはヘタが効くそうです。 |
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季語 | 夏。「初茄子」「茄子の花」「なすびの花」「花茄子」 | 更新日 | 2013年 1月22日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん