タネツケバナ(種漬花)

メモ たねつけばな【種漬け花】
 (種籾を水につけるころ花が咲くことから)田芥(たがらし)の異名。
【広辞苑】

たがらし【田芥】
 1)キンポウゲ科の越年草。湿地の泥中に生え、高さ約60センチメートル、茎は直立して中空。 葉は掌状に三深裂し、裂片は更に三裂、光沢がある。春、枝端にキンポウゲに似た黄色の小五弁花を開き、小形長楕円状の痩果(そうか)を結ぶ。 有毒植物。田芹。
 2)アブラナ科の越年草。たんぼや水辺の湿地に生え、高さ20センチメートル。 4〜5月頃、白色有柄の小形十字状花を開く。種()け花。
【広辞苑】

タネツケバナ(種漬花)
 休閑期の水田で、耕期前に一面にはびこる代表種。新芽や若葉は食用にされ、苗代の準備で種もみを水に漬けるころ花が咲くので名がついた。
【信州高山村誌】
科名 アブラナ科タネツケバナ属 学名 Cardamine scutata Thunb.  タネツケバナ 標準
Cardamine scutata Thunb. subsp. flexuosa (With.) H.Hara  タネツケバナ synonym
Cardamine autumnalis Koidz.  タネツケバナ synonym
Cardamine flexuosa With.  タネツケバナ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理 食べ方や薬効 若い芽を天ぷらにして食べます。
ちょっと酸味があります。
薬効 利尿、整腸作用があります。
季語 更新日 2014年 4月 1日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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