トチノキ(橡・栃)【ウマグリ(馬栗)】

メモ とちのき【橡・栃】
 トチノキ科の落葉高木。各地の山地に自生。高さは約25メートル、周囲は2メートルに達する。 葉は長柄で対生。5月頃、枝頂に白色に紅のかかった花を多数つける。 雌花・雄花、両性花がある。さく果は円錐形で3裂し、光沢ある褐色の種子をもつ。 種子からあく抜きして澱粉を採り、また、栃餅・栃粥などに作る。 材は板に挽き、また、刳物(くりもの)に用いる。庭木・街路樹ともする。 別称ウマグリ(馬栗)は英語名の直訳。とち。7葉樹。
【広辞苑】

トチノキ(橡・栃)
 渓谷林の代表的な樹種。各地に巨木があったり、栃木県をはじめ栃のつく地名も多い。 材は木鉢など轆轤(ろくろ)細工に使われる。 丸い実はあく抜きをしてちち(もち)やとち煎餅(せんべい)にする。 縄文時代から食べられていた。栃蜜も取れる蜜源(みつげん)植物。 最近は街路樹にも植えられている。ヨーロッパのマロニエ(セイヨウトチノキ)も同じ仲間。 名前の語源は不明。
【信州高山村誌】
科名 ムクロジ科トチノキ属、トチノキ科 学名 Aesculus turbinata Blume  トチノキ 標準
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 「橡の花」は夏
「橡の実」は秋
更新日 2013年 3月 4日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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