ツクバネソウ(衝羽根草)

メモ つくばねそう【衝羽根草】
 ユリ科の多年草。山地の林下に自生。高さ約30センチメートル。 葉は長楕円形、4枚が輪生し、つくばねに似る。5〜6月頃頂上に淡黄緑色の花を開く。 花弁状の4萼片があって花弁を欠く。花後、球形、紫黒色の液果を結ぶ。 本種に似て6〜8枚のやや細い葉を輪生する別種をクルマバツクバネソウという。
【広辞苑】
ツクバネソウ(ゆり科)
 日本全国のやや深い山中の樹林内に生える高さ15〜40cm位の多年草。 高山村では山田牧場をはじめとして、標高1500メートル附近の林内林端に見られる。
 ゆり科の植物の花の特色は、がく・花弁・雌蕊雄蕊・子房部の数が「3の倍数」であるが、この植物とマイヅルソウ、キヌガサソウなどは「4の倍数」になっているのが特徴。
 花は5月末から6月初めにつけます。 日本海側各地の雪の深いところでは、葉の広いものが見られ、山田牧場のツクバネソウはこの仲間に入ります。
 名は「衝羽根草」で、葉が正月に遊ぶ羽根つきの羽根に似ているのでつけられました。
【高山村の花の紹介】
科名 メランチウム(シュロソウ)科ツクバネソウ属(APG)、
ユリ科
学名 Paris tetraphylla A.Gray  ツクバネソウ 標準
Paris tetraphylla A.Gray var. yakusimensis Masam.  ツクバネソウ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効 関節痛に効きます。
季語 更新日 2014年 6月29日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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