梅雨時に、近寄ると露だらけになりそうな場所で青い花を咲かせています。
6本の雄しべは葯の形で3種類に分類され、雌しべの両側の2本はO字型雄しべ、花びらに近い3本をX字型(π型と呼ぶ人もいる)雄しべ、中間にある1本をY字型(逆V字型、あるいは人型)雄しべとし、H型とY字型を合わせて“仮雄しべ” と呼ぶそうです。
Y字型とX字型は花粉を出さない飾りだとされてきましたが、詳しくお調べになった方の研究によると、Y字型雄しべはしっかり花粉を作っていて、受精して種子ができたそうです。
これに対して3本のX字型雄しべが作る花粉には受精能力がなく、これまでの定説通り“仮雄しべ”で、用途は昆虫の食用ではないかと推測されています。
メモ | つゆくさ【露草】 ツユクサ科の一年草。畑地・路傍などに普通。全体軟質で高さ30センチメートル余、地に臥す傾向がある。 葉柄は 【広辞苑】 |
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科名 | ツユクサ科ツユクサ属 | 学名 | Commelina communis L. ツユクサ 標準 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | おひたしにしたり炒めて食べます。 | ||
薬効 | 茎と葉は利尿に効果があります。 煮汁や干したものは解熱や下痢止めに使われます。 |
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季語 | 秋。「ほたる草」「月草」「かま草」「うつし草」「青花」「ぼうし草」「百夜草」 | 更新日 | 2013年 4月10日 |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん