ズミ（桷・酸実）【コナシ（小梨）、コリンゴ（小林檎）、ヒメカイドウ（姫海棠）】

山道の脇にリンゴによく似た白い花が咲いています。
　木の皮から黄色の染料を作ったので「染み（そみ）」と呼んだものがズミに変わったという説があります。
　蕾の色は濃い桃色ですが、開くと真っ白になります。

メモ	ずみ【桷・酸実】　バラ科リンゴ属の落葉小高木。山地に自生し、荒地や湿地に群落をなす。高さ10メートル。枝にとげがある。春の末、白色で赤いぼかしのある花を開く。果実は黄または紅熟。材は緻密で堅く、家具・細工物などにする。樹皮は煮出して黄色の染料とし、また明礬(みょうばん)などを加えて黄色絵具を製する。ヒメカイドウ。コリンゴ。コナシ。漢名、棠梨。【広辞苑】
科名	バラ科リンゴ属	学名	Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese　ズミ　標準 Malus toringo (Siebold) Siebold ex de Vriese var. sargentii (Rehder) C.K.Schneid.　ズミ　synonym Malus baccata (L.) Borkh. subsp. toringo (Siebold) Koidz.　ズミ　synonym Malus sieboldii (Regel) Rehder　ズミ　synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-)　「BG Plants 和名－学名インデックス」（YList）】
調理
薬効
季語		更新日	2022年 7月26日