クサノオウ(瘡の王)

クサノオウ
クサノオウ
 くさ(湿疹)を治す薬草として使われたことから名付けられたそうです。
 茎を折ると黄色い汁が出てきます。

「毒草やあたり八間はびこりぬ」一茶

くさのおう【草の王・草黄】:
ケシ科の越年草。山地の林下に生じ、茎は高さ30〜50センチメートル、黄褐色の汁を含む。 葉の裏面は白っぽい。春に黄色4弁の美花を開き、さく果を結ぶ。 汁は有毒だが麻酔・鎮静の作用がある。漢名、生薬名は白屈菜。 広辞苑

科名 ケシ科クサノオウ属
学名 Chelidonium majus L. subsp. asiaticum H.Hara
Chelidonium majus L. var. hirsutum Trautv. et C.A.Mey.
Chelidonium asiaticum (H.Hara) Krahulc.
Chelidonium majus L. var. asiaticum (H.Hara) Ohwi ex W.T.Lee
薬効 毒草黄色い汁は非常に毒性が強く、酩酊状態、嘔吐、昏睡、呼吸麻痺を引き起こします。
季語
撮影 2004年 4月20日
2013年 5月26日
更新 2013年 5月28日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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