”ツル割れ”したり、枝で擦れたりんごの中で、糖度が十分で着色が良く、傷が果肉に達していなかったり、割れの程度が少ないりんごの規格を【○特(まるとく)】と呼んでいます。
(長野県北部のりんご関係者には通じますが、全国的に通用するかどうかは不明です。)
ほんのちょっとロスがあるため通常の販売用にはならないものの、ご家庭で召し上がっていただくのに最適なりんごです。
”ツル割れ”が発生する原因はよく分かっていませんが、例年になくりんごのできの悪かった平成22年にはほとんど発生が見られなかったことから、りんごの完熟度合いや”蜜入り”と何らかの関連があると想定されます。
”ツル割れ”部分に雨水が溜まるとそこから雑菌が入って腐りやすくなるため、長期保存には適しません。
見てくれよりも実質を重視する販売店の店頭や直販店に並び、賢い主婦の味方といえますが、農家はこんなりんごばかり作っていては経営が立ち行きません。
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