コミヤマカタバミ(小深山酢漿草)

メモ コミヤマカタバミ(こみやまかたばみ)【小深山酢漿草】
 カタバミ科の多年草。根茎は細長く、地下に伸び、まばらに節がある。葉は根生し長柄があり、3枚の小葉からなる。 小葉は倒心臓形で先はへこみ、半円形を二つあわせたような形であり、基部約2ミリメートルのところに関節がある。花期は5〜6月。花弁は白または淡紅紫色。北海道から九州にかけての亜高山の針葉樹林の木陰に生え、北半球の温帯から亜寒帯に分布する。
 近縁のミヤマカタバミO. griffithii Edgw.は、小葉は先の鈍い三角形を二つあわせた形で、全体が大きい。 東北地方南部以西の本州、四国の温帯林に生え、中国、ヒマラヤにも分布する。
【日本大百科全書】
コミヤマカタバミ(かたばみ科)
 亜高山帯の針葉樹林内に主に生えています。5〜6月ごろ咲き、花は白色の5弁で、うす紫色の線が入っています。
 山田牧場の上部の林内に多く見ることができます。 これに近い種類にミヤマカタバミ・オオヤマカタバミ等があります。
 「コ」は小さい、「ミヤマ」は深山の意味で、「カタバミ」は葉の片側が欠けている(傍食)の意味です。 庭先に生えているカタバミのことを「酸い物草」とも言い、酸味があるためです。
【高山村の花の紹介】
科名 カタバミ科カタバミ属 学名 Oxalis acetosella L.  コミヤマカタバミ 標準
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2022年 7月20日

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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