ナツグミ(夏茱萸)

ナツグミの花の表面には小さなつぶつぶがあります。

完熟すると赤くなり、未熟なものは橙色です。
　ミヤマウグイスカグラよりも粒が大きく表面はぶつぶつしていて、やや渋味があるため渋グミと呼んでいました。

メモ	なつぐみ【夏茱萸・夏胡頽子】　グミ科の落葉低木。日本ではもっとも普通のグミで、各地に栽培。高さ約2メートル。葉の裏面は鱗毛を密生、銀白色。初夏、葉腋に帯白色の花をつけ、楕円形赤色の液果を結ぶ。食用。実の大きな変種をトウグミという。木半夏。【広辞苑】
科名	グミ科グミ属	学名	Elaeagnus multiflora Thunb.　ナツグミ　標準 Elaeagnus multiflora Thunb. f. orbiculata (Makino) Araki　ナツグミ　狭義 Elaeagnus multiflora Thunb. var. crispa (Maxim.) Servett.　ナツグミ　synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-)　「BG Plants 和名－学名インデックス」（YList）】
調理	口の中でつぶして味わい、種は吐き出します。「未熟な実を食べると便秘する」といわれましたが、実際には渋くて食べられません。
薬効
季語	夏。「たうぐみ」	更新日	2013年 1月22日