アカモノ(赤物)【イワハゼ(岩黄櫨)】

メモ あかもの【赤物】
 ツツジ科の常緑小低木。高山帯に生え、高さ10〜30センチメートル。葉は卵形でとがる。 茎には赤い毛がある。夏、葉腋に鐘形の小白花をつけ、実は円くて紅熟。イワハゼ。
【広辞苑】
あかもの(ツツジ科)
 別名「いわはぜ」ともいう。本州・四国・九州の山地または高山に生える、常緑でごく小型の低木、高さは15cm〜30cm。 花は鐘型で白色7〜8mm、ふちは5裂して多少紅色をおびる。 果実は、さく果であるが、がくが成長して多肉質となり、果実をつつんでいるので濃い紅色の液果のように見える。 多肉の部分は食べられ美味である。
 高山村では、吹上附近、松川渓谷、笠岳付近にある。 名は「アカモモ」から転訛したようである。
【高山村の花の紹介】
科名 ツツジ科シラタマノキ属 学名 Gaultheria adenothrix (Miq.) Maxim.  アカモノ 標準
Diplycosia adenothrix (Miq.) Nakai  アカモノ synonym
Gaultheria ovalifolia A.Gray subsp. adenothrix (Miq.) T.Shimizu  アカモノ synonym
【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】
調理
薬効
季語 更新日 2014年 4月 7日
釣鐘形・壺型をしたツツジの仲間
アセビ属 アケボノアセビ(曙馬酔木)アセビ(馬酔木)
イワナシ属 イワナシ(岩梨)
イワナンテン属 ハナヒリノキ(嚏の木)
エリカ属 ジャノメエリカ(蛇の目エリカ)
シラタマノキ属 アカモノ(赤物)シラタマノキ(白玉の木)
スノキ属 ウスノキ(臼の木)オオバスノキ(大葉酢の木)クロウスゴ(黒臼子)クロマメノキ(黒豆の木)コケモモ(苔桃)ヒメウスノキ(姫臼の木)ブルーベリー
ツガザクラ属 アオノツガザクラ(青の栂桜)ツガザクラ(栂桜)
ドウダンツツジ属 サラサドウダン(更紗満天星)ドウダンツツジ(満天星躑躅)ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)ベニドウダン(紅満天星)
ヒメシャクナゲ属 ヒメシャクナゲ(姫石楠花)
ヨウラクツツジ属 ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅)

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【花の色】   青〜青紫      赤〜朱  黄〜橙    混合
【実の色】 黒〜黒褐色  赤〜橙色  紫色  茶〜褐色  緑色  黄色  白〜灰色  色々
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