林道の土手の上に生い茂る笹の根元で、釣鐘形をした桃色の小さな花が咲いています。
高い山の岩場に生え、実の味がナシに似ていることから名付けられたそうですが、そんなに高い山でなく、また岩場でなくても見かけます。
丈が低いので草のようですが、ツツジの仲間の木です。
メモ | いわ‐なし〔いは‐〕【岩梨】 ツツジ科の常緑小低木。山地に生える。茎は地をはい、葉は長楕円形。早春、淡紅色で釣鐘形の花が数個集まって咲く。 実は扁球形で、夏に白く熟し、食べられる。 【大辞泉】 イワナシ(つつじ科) 常緑の小低木、低く地面に伏して生え、初夏に枝先にピンクで数個の花を咲かせる。 花冠は、釣り鐘形で先が5裂していて、葉質は硬く、ふちに刺毛があり、両面にもまばらに毛が生えている。 高山村では、毛無峠附近や山田牧場から笠岳への道端の陽当たりのよい所に、落葉をかぶるようにして生えている。 5月下旬頃に開花し、夏になると、緑色で扁球形の果実をつける。 秋になると果実は白色多肉で甘くなり、食べることができる。 ナシの果実に似るので「岩梨」の名がある。 「高山村の花の紹介」【館報たかやま】 |
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科名 | ツツジ科イワナシ属 | 学名 | Epigaea asiatica Maxim. イワナシ 標準 Parapyrola asiatica (Maxim.) Kitam. イワナシ synonym 【米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)】 |
調理 | |||
薬効 | |||
季語 | 実は夏 花は春 |
更新日 | 2014年 3月13日 |
アセビ属 | アケボノアセビ(曙馬酔木)、アセビ(馬酔木) |
イワナシ属 | イワナシ(岩梨) |
イワナンテン属 | ハナヒリノキ(嚏の木) |
エリカ属 | ジャノメエリカ(蛇の目エリカ) |
シラタマノキ属 | アカモノ(赤物)、シラタマノキ(白玉の木) |
スノキ属 | ウスノキ(臼の木)、オオバスノキ(大葉酢の木)、 クロウスゴ(黒臼子)、クロマメノキ(黒豆の木)、 コケモモ(苔桃)、ヒメウスノキ(姫臼の木)、 ブルーベリー |
ツガザクラ属 | アオノツガザクラ(青の栂桜)、ツガザクラ(栂桜) |
ドウダンツツジ属 | サラサドウダン(更紗満天星)、ドウダンツツジ(満天星躑躅)、ベニサラサドウダン(紅更紗満天星)、ベニドウダン(紅満天星) |
ヒメシャクナゲ属 | ヒメシャクナゲ(姫石楠花) |
ヨウラクツツジ属 | ウラジロヨウラク(裏白瓔珞)、コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅)、ハコネツリガネツツジ(箱根釣鐘躑躅) |
【花の色】
白
青〜青紫
紫
桃
赤〜朱
黄〜橙
緑
混合
【実の色】
黒〜黒褐色
赤〜橙色
紫色
茶〜褐色
緑色
黄色
白〜灰色
色々
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花の咲く時期
名前のさくいん